【ベースカラー、影、アウトライン、ライトの影響の設定】
はろはろー、ごきげんよう。
今回はわたしがVRChatで主に使っているUTS2っていうシェーダーの設定値を公開していきますよ。
Twitterで「UTS2って難しそう……」という意見を見たので
「最低限このあたりをいじっておけばOK!!」
っていう設定をピンポイントでご紹介します!!
最初にわたしのアバターの感じを貼っておきますね。
今回の設定で肌や服はだいたいこんな感じになります。
ではいってみましょう。
・UIの設定
たまに初期設定でUIが違うことがあるので
以下の画像と設定画面が違っていた場合、上部の「Change CustomUI」を押すと良いです。
(日本語マニュアルの左隣)
・影の設定
というわけで設定していきましょう
・3Basic Colors Settings
1:”BaseMap”
メインとして使うテクスチャですね、アバターに入っているものを入れましょう。
2:”1st(2nd) ShadeMap”
影の調整です。今回はざっくり影を入れるだけなのでテクスチャなしでOK。
3:”BaseMap”と ”ShadeMap”の右にある色を入れるところ
ここで影の色の調整をします。
”1st ShadeMap”は1カゲの色、
今回は雰囲気が出ればいいのでわたしのいつもの設定値「#CBCBCB」をいれました。
”BaseMap”と”2nd ShadeMap”は真っ白でOK(2ndに関しては今回使わないので放っておいてもOK)
4:更に右の”With 1st ShadeMap”と”No Sharing”
ポチポチ押すと設定が変わるので画像のようにします。
この設定でだいたい”1st ShadeMap”に設定された色を影の色にするイメージです
Basic Lookdevs~のあたり
5:base color step
わたしは「0.5」に指定しています。影(1カゲ)の境をどのあたりにするか、って設定みたいです
6:Base/Shade feather
わたしの設定値は「0.3」です。どれくらい影(1カゲ)の境をボカすか、って設定な気がします
数値が大きいほどボケるのでメカなんかは値が極端に小さくてもいいと思います
その下2つは2カゲ(2nd ShadeMap)に関わるものなので今回は使いません。「0もしくは0に近い値」にします。
このあたりまで設定するといい感じに影が入るかと思います。
各数値や色を調整して自分のお気に入りを見つけてください。
・アウトラインの設定
下の方にあるOutline settingsの設定です。
1:outline mode
ボタンをポチポチすると”position scaling”もしくは”Normal dirction”に切り替わります。
アウトラインの出し方なのでいろいろ試してみて気に入ったほうをどうぞ
わたしはposition scalingが好み。
2:Outline Width
アウトラインの太さの設定です。
使うモデルのもとの倍率などによりますがだいたい「0.1~2」あたりで調整するといいかも
わたしは太めが好きなので「2」を設定しています
アウトラインがないほうがよければ「0」で以下の設定はしなくてOK
3:Outline Color
アウトラインの色の設定です。
わたしのお気に入りは「#555555」
4:Blend Basecolor to Outline
アウトラインの色をベースカラー(ざっくりいうとテクスチャの色)と混ぜるかっていう設定です。
わたしは混ぜたいので”Active”にしています。アウトラインを際立たせるなら”OFF”にするのもアリ
例に漏れずボタンをポチポチすると設定が入れ変わります
5:Outline Sampler
アウトラインの太さの制御用マスクテクスチャ(白黒のやつ)を入れるところです
アバターに付属していたらそのまま入れてあげるといい感じになると思います
自作する場合はざっくり
「白に近いほど対応UVのアウトラインが細くなる(真っ白でほぼ0)、
黒に近いほどアウトラインが設定値に近くなる」
と覚えておけばいいと思います。
極論灰色のない白黒マスクテクスチャでOK
6:【Environmental~】
設定箇所が近いのでついでに
このままだとエフェクトが強かったり光源が極端なワールドで真っ暗になったりするので追加でいじります
”Environmental~”を押すと選択項目が増えると思うのでそこをいじってワールドの光の影響を受けにくくします。
”Unlit Intensity”の値を上げてあげましょう。初期値は「1」ですが「1.5~2.5」くらいで調整してあげるといいと思います
えくれあさんはちょっと強めに「2.5」がお気に入り
だいたいここまでがわたしの影とアウトラインの設定です。
他にも透過テクスチャ、ハイカラーやリムライト、マットキャップの設定があるんですが
使うときと使わない時があるので一旦今日はここまで
それではよきVRCライフを!!