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VRChatメインの備忘録

Blenderでアバター用水着を作ってみる Vol.4

できたもの。

結論から書きます。

できたものがこちらです。

競泳水着風スイムウェア【涼風】 - 仮想製菓おやつはさんじ - BOOTH

苦戦したところとか

メッシュ貼り

想定はシュリンクラップ→UV展開という流れのつもりだったんですが

シュリンクラップ適用後に胸周りのメッシュの微調整が必要になったため

シュリンクラップ→UV展開→ウェイト転送の流れになってしまった。

要するに胸のサイズごとにテクスチャを出力する必要が出てしまった。

仕方がないので頑張ってゴリおしました。

テクスチャ出力

想定していた「マテリアルカラーでベイク」の精度がテクスチャ解像度が上げられずあまり思った通りにならなかった

そのため「TEX_Tool」というBlenderプラグインを使用

参考記事:【Blender2.9】ベイク作業を効率化!アドオン:TexToolsを使ってみよう | CGbox

設定としては

サイズ:2048 AA:4x CS:sRGB

Diffuse

という感じ。影部分の出力などもできてなかなか便利。

出力中固まるけど……

ウェイト転送

当初の設定は

頂点マッピング:最近接頂点

でやっていたところを

頂点マッピング:最近接面の補完

でやったところだいぶいい感じになりました。

マットキャップ・ノーマルマップ

当初は作ることを想定していなかったのですが質感アップのために作成

マットキャップはなんとなく直感で作ったので細かいところが言えない……

ノーマルマップは主にGIMPのノイズ生成機能でいい感じのノイズができるまで設定を変えて生成しました。

あとは布の縁の部分はノイズをかけずに縫った後っぽくしています。

できたもの

だいたいこんな感じにできました。

後半は勢いづいて半日くらい作業していたので実作業時間がよくわからなくなっていますが

作業日数だけで言えば1週間には収まるんじゃないかな。

次の課題は胸シェイプキーの対応やUVを1種類にすることですね

たぶん平均的なサイズで作った後拡大縮小とかでシェイプキー調整することになりそう。

全部上記のBOOTHのところでまとめて売っているのでよければぜひ。

色んな角度の写真もサンプルのところに置いてあるので参考程度にどうぞ。

次はもうちょっと揺れものがある服とかを作ろうかな